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運営方針

担当 : 教育委員会 / 掲載日 : 2016/03/23

運営方針

1.はじめに大川村長期留学制度の目的

昭和62年の第1期留学生より始まりました「大川村ふるさと留学」こと大川村の山村留学制度は、1年間親元を離れ、異年齢集団で生活を共にして大川村の学校へ通学します。
1年間の長期留学生活では、自然豊かな山村で生活し都市部では体験出来ない様々な自然体験や学校生活を、そして宿舎での集団生活の中では自分の事は自分でやるという基本的な生活習慣の習得を通じて子どもの早期からの人格形成に繋がる健全な青少年の育成を目的として実施されています。
また、少人数のために友達の数が少ない地元の子どもたちにも長期留学生が加わる事によりお互いに交流を深め刺激を受けあい、長所を伸ばし、短所を補うこと等の影響を与えることも大きな目的の一つでもあります。
留学制度も早や20年近く、これまで延べ90人以上の山村留学生を迎えております。その黎明期に大川村で暮らしていた留学生は既に齢30歳を超えるに至り、ご家庭をお持ちになられている方も多くおられます。また、最近卒業された皆さんも高校や大学、専門学校とそれぞれの夢や希望に応じた進路に進み、中には成人式にはわざわざお帰りいただき本村で迎えていただいた方も多くおります。
大川村ふるさと留学申し込みにつきましては、本書内容を十分にご確認いただき、また、ご不明な点は必ずご質問していただきますとともに、親子間で十分に話あってご検討ただきますようお願いいたします。
 

2.一年間で「児童生徒につけたい力」

◎毎日実行すること

  • 挨拶をしよう
  • 感謝をしよう
  • 仲間を大切にしよう

3.運営方針

◎山村留学センターでの休日活動は、以下の「三本柱」で構成します。いずれも、都会では味わえない体験ができるように専門スタッフがサポートしていきます。

○野外休日活動

  • 野外炊飯や地域とのふれあい活動(地域の行事に積極的に参加)などセンター外で活動します。

○農園活動

  • 山村留学生専用の広大な農地で、季節に応じた野菜作りを一から体験します。この活動は、自炊活動の「食育」にも通じています。また、収穫した作物は、自炊活動で利用することはもちろんの事、日々の食事にも利用します。

○自炊活動

  • 自炊活動では、単なる食事作りだけでなく、子どもたち一人ひとりが「食への関心」を高め、よりよい食生活を考えるきっかけなにることをねらつています。せっかく山村留学をしているのに、食事ぐらいは自分で作れるようになりたいですよね。

※その他にも、通常の生活では、できるだけ掃除・洗濯・食事の配膳など日常的に「自分たちのことは自分たちでする。」を実践できるように心がけて支援しています。
※山村留学生活は、「仲間作り」の場でもあります。「一人は、みんなのために。みんなは、一人のために。」の言葉にあるように、子どもたちがお互いを認め合い、よりよい仲間作りができるように支援していきます。


担当課
教育委員会

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